先進医療は公的医療保険の対象外ですから、これら先進医療に係る費用は全額自己負担になります。
ただし、先進医療以外の、診察料・検査料・入院料といった保険診療については、公的医療保険の対象となります。

<先進医療で医療費が高額になる病気>
先進医療と認められている治療のうち、費用が高額になりやすいのは、「がん」に関するものです。
厚生労働省によると、先進医療の費用の中でも最高額クラスとなる「固形がんに対する重粒子線治療」の場合、1件当たりの費用は平均300万円以上となっています。

<先進医療で最も多いの病気>
先進医療のうちで実施件数として最も多いのは、白内障治療で実施される「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」で、特徴は、白内障と同時に老眼も治療できる点です。
年間の実施件数は約4,000件ほどで、費用の平均は約50万ほどとなっています。

<先進医療の医療費をカバーするには>
これらの治療を受ける場合、入院日額による給付のある医療保険に加入していても、先進医療特約が付いていない場合は、実費負担分を保険で受け取ることが出来ません。
また、入院日数白を2日とした場合、入院日額5,000円の医療保険の場合、1万円しか給付を受けられないことになります。

この先進医療に係る自己負担分をカバーするのが、先進医療保障の特約が付加された医療保険で、大きく「費用の実費を給付するもの」と「一定額を給付するもの」に分けられ、さらに前者には、「無制限に実費を給付するもの」や「1,000万円を上限にしているもの」などがあります。
特約料も数十円~数百円のものが多いので、それほど大きな負担増にならないのが一般的です。
保険料とのバランスを考えて、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。

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