「妊娠中に保険に入れるの?」という質問がよくあるようです。
妊娠は病気ではないので、保険に加入することができないということはありません。
ただし、加入に際しては、いろいろな条件がつくことを知っておく必要があります。

妊娠中に医療保険に加入する場合、一定期間(最短で加入後1年間)は次のような加入条件が付きます。

<特定部位不担保>
保険会社が指定した特定部位に生じた疾病の治療を目的とした入院、または手術については、給付金の支払い対象外とするものです。

<特定疾病不担保>
保険会社が指定した特定の病気での入院、または手術については、給付金の支払い対象外とするものです。

このように、妊娠中の加入の場合、子宮・卵巣・卵管などに特定部位不担保の条件が付くか、帝王切開・異常妊娠・異常分娩などに特定疾病不担保の条件が付くケースがほとんどです。

医療保険に加入する目的が、「出産が帝王切開になった時、手術や入院で給付金を受け取りたい。」というものであった場合、不幸にして帝王切開になったとしても、「特定疾病不担保」にあたるため、残念ながら保険金を受け取ることはできません。
したがって、不慮の帝王切開等に備えるには、妊娠前に医療保険に加入しておく必要があるのです。

また、出産後に医療保険に加入しようと思っても、その出産が帝王切開による出産であると、「特定部位不担保」あるいは「特定疾病不担保」という条件をつけないと加入できなかったり、数年間は加入自体が難しくなる場合もあります。

平成23年の厚生労働省の統計では、分娩件数における帝王切開の占める割合は19.2%と、ほぼ5人に1人は帝王切開での出産となっています。
その後も帝王切開での出産は増加傾向にあるので、医療保険加入を考えるのなら早めの検討と決断が必要です。

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